事業紹介

もったいない

矢崎の環境DNA

矢崎の創業者である矢﨑貞美が提唱した「ゴミは資源である。どんなものでも工夫すればまだ使える」と云う「もったいない精神」は矢崎の環境DNAとして連綿と引き継がれてきました。
2003年に矢崎の新幹線広告に採用された「もったいない」は、2005年3月にワンガリ・マータイ女史が国連女性地位委員会において、環境保護の合言葉として紹介し、会議の参加者全員で唱和され、いまや「MOTTAINAI」は世界の共通語となっています。

環境システム事業展開

実績

吸収式専門メーカー

50 年の歴史

矢崎吸収式稼働台数

25,000

熱の活用を軸とした環境システム事業展開

矢崎は、1970年の吸収冷温水機発売以来、世界各国でコージェネレーションや工場の廃熱を活用した空調・冷却システムをご採用いただいております。熱のスペシャリストとして、お客様ごとの建物・用途に合わせた、最適な廃熱の利用方法、空調・冷却システムをご提案し、省エネ・省CO₂に貢献いたします。

はじまりは「ゴミ箱にあらず再資源箱」。(創業者 矢﨑貞美)

矢崎の環境DNAに基づく活動の歩み

1929(昭和4年)

創業社長・矢﨑貞美が個人経営にて自動車用電線の販売開始。

1941(昭和16年)

矢崎電線工業株式会社を設立(矢崎総業の始まり)。

1963(昭和38年)

「矢崎電線工業株式会社」を「矢崎総業株式会社」に改称、製造部門「矢崎電線株式会社」として分離設立。

1970(昭和45年)

直焚アロエース発売。

各種の熱を利用して冷水を創る吸収式技術を開発。アロエース(ガス焚吸収冷温水機)の販売開始。

1974(昭和49年)

世界初ソーラーハウス完成。

太陽熱をエネルギー源とする冷暖房の運転に世界で初めて成功し、これを取り入れた「ソーラーハウス」が完成。

1976(昭和51年)

太陽熱温水器「ゆワイター」の販売を開始。

1977(昭和52年)

ブルーパネル、温水焚アロエース発売。

太陽熱で温水をつくる業務用太陽熱集熱器及び温水を熱源に冷房可能な温水焚アロエースの販売開始。

1998(平成10年)

静岡県裾野市に「Y-CITY」を開設、本社機能集約。

2006(平成18年)

高知県梼原町でバイオマス地域環境モデル事業を開始。

高知県梼原町と梼原町森林組合と協働で、木質バイオマス地域環境モデル事業を開始。

2008(平成20年)

「ゆすはらペレット」の稼動/木質ペレット焚バイオアロエース発売。

木質ペレット生産を担う「ゆすはらペレット」の稼動や、木質ペレット焚バイオアロエースの発売など、森の再生を中心とした低炭素社会の実現に向け取組んでいます。

2012(平成24年)

矢崎エナジーシステム株式会社(旧矢崎電線株式会社)設立。あらゆるエネルギーの総合プロデュース企業へ。

2021(令和3年)

コージェネレーション専用温水焚アロエース発売。

より低温までの温水回収により、発電機廃熱を余すことなく利用。コージェネレーションシステムの総合効率向上に貢献。カーボンニュートラル社会実現に向けて、様々な熱の有効利用方法を探求し続けています。

2023年(令和5年)

「環境保全型農業システム」の実証実験を開始。

矢崎エナジーシステム株式会社は、「環境保全型農業システムの実証実験にあたり、株式会社Cultiveraと共同開発契約を締結し、オフグリッド農業システムの実用化を目指します。
本システムは、①エネルギー制御、②環境制御、③栽培技術、④AI 制御で構成され、太陽光、太陽熱、木質バイオマス、廃熱、井戸水等の未利用エネルギーを利用することで、エネルギーコストを削減し、CO2 排出量削減に加え、農業の5T(定時、定量、定品質、低価格、低人員)の実現を目指します。